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今年はベトナムだ テーマは『deep』

休みは10日とった。今年はベトナムだ。なぜベトナムか、それはベトナムがアジアで一番熱い国だという印象があったからだ。まずは大都会ホーチミンとメコンデルタの町を行きたかった。で、いろいろとガイドブックや本を読んでいるなかに田口ランディさんの『忘れないよヴェトナム』
という本があった。そこに描かれていたカントーに行くことにした。ベトナムをより深く体験したい。テーマは『deep』


弱気!初日のホテルを予約 一泊100ドル

ガイドブックを見ても当日の宿がとれる確証がなかった。大丈夫な気もするが、ちょっと不安。結局日本で初日のホテルだけ予約していくことにした。ところが旅行社に頼んだら一泊100ドル以上の高級ホテルをとってきたのだ。高すぎると文句を言ったのだが日本から予約できるホテルは高級ホテルしかないといわれ不承不承納得した。実際このホテルに一泊だけしたが寝るということでいえば安宿も変わりない、しかしやはり設備はいいし、ドアボーイもいるし、清潔だしまあ値段は納得できないことはない。しかしやっぱりこういうところに泊まってはいかん。どうも落ち着かん、それに土地の人と遠すぎる。


ファングーラオ通りへ

というわけで翌日さっそく安宿を探すことにした。場所はホーチミンのバックパッカー街ファングーラオ通り。一泊10ドルの部屋をゲット。必要最低限のものはそろっているしぼくにとっては90ドルもの差はない。このファングーラオにはこういった安宿やレストランが軒を並べている。で、世界中のこの手の街に必ずある欧米人御用達のカフェが2件ある。シンカフェとキムカフェがそうだ。カフェのほかにホテルやツアーの主催をしたり、旅行者の情報交換の場にもなっている。ホントに欧米人は外国に行っても自分の生活スタイルをくずさないので欧米人だけで群れたがる。土地の人と交わろうとしないところが僕はスカン!


ぼられた話

ファングーラオのホテルはシクロの運転手に紹介されたものだ。道を歩いていて声をかけられたので無視していたのだが、『地球の歩き方』と日本人の推薦メモを見せられ、つい信用してしまった。ホテルを探していると言うと連れて行ったくれた。まあいいホテルだったのでいいやつなのかと信用してしまった。夕方ホーチミン川のクルーズに案内してあげると言うので連れていってもらった。ボートにこのにいちゃんも一緒に乗込んできたときにおかしいなと思ったが、こっちから頼んだわけでもないし、まあ大丈夫かと思っていた。その後お好み焼き屋やマッサージに連れていってもらった。そして最後にホテルに帰ってきたのだが何故かホテルの少し前の路上で停めたのだ。あれっ?と思ったが金を払おうとすると30ドルだという。相場が市内1時間2ドルくらいだからめちゃくちゃ高いのだが事前に料金交渉をしていなかったのでしかたないと思い払うことにした。小さい金がなかったので100ドル札を出して釣りをもらおうと思ったが釣りを渡そうとしない、聞くと1時間30ドルだと言う。これでこっちもキレて大喧嘩になった。向こうはあそこにも行った、あそこにも行ったとか自分には妻も子もいるとか話にならない。結局渡した100ドル札をどうしても返さないので相手への怒りと自分への怒りでいっぱいになったが諦めざるを得なかった。
教訓:日本人の紹介文を持っているやつらが多いが信用してはいけない。気軽に紹介文を書いてやってもいけない。
教訓2:料金交渉は必ず事前にすること
教訓3:大額紙幣を渡すな


世界で一番!?ベトナム料理

ベトナム料理は世界で一番おいしいと言われることがある。それは、中国とフランスという料理の二大国がかつての宗主国であり中華料理とフランス料理のいいとこどりをしている。実際ベトナムにはフランスパンを食べ、コーヒーを飲む習慣があり料理の用語にもフランスの影響がある。そしてなんといっても食材がすごい。豊かな自然とりわけメコンの恵みはすばらしい。最高の食材を最高の技術で料理しているのだからナットク。


市場

その最高の素材が並んでいるのが市場なのです。ホーチミンでは街中にベンタイン市場というのがあります。生鮮品から加工品、調味料や雑貨から家電品までなんでもそろっている。食堂もたくさんあって麺類なんかけっこう充実。ベトナム名物の食材なんかもここで売ってて、おみやげもここで買った。買ったのはまずライスペーパーそれにニョクマムあとフォーの固形スープ
ニョクマムはもったいなくてまだあんまり使ってない。


名物フォーの食べ方

ベトナムの屋台の名物と言えばフォーですね。米の麺のうどんのようなものです。フォーには2種類あります。鶏のスープで鶏肉が入ったフォーガー、牛のスープで牛肉がのっかったフォーボー(このボーというのはフランス料理でフォンドボーのボーからきてるのかな)があります。ぼくはフォーガーのほうが好きです。フォーを注文するとどんぶりに入った麺とスープが出てきます。それと別皿で生野菜と香草類が出てくるのでこれを適量お好みでちぎっていれます。最後にニョクマムやライム、唐辛子をいれてよくまぜてたべます。ベトナムはめずらしく生野菜を食べる国です。ちょっと心配ですがいっしょにいれる香草(どくだみやレモングラスなど)が毒消しをしてくれるのかな。


飯屋での注文の仕方

日本で食事をすることをごはんを食べるといいます。ベトナムでも食事をすることをアンコム(ご飯を食べる)と言います。街のあちこちでは『COM』と書いた看板が見えます、これが飯屋の目印です。飯屋では大皿にいろんなおかずが盛ってあります。言葉が通じなくても注文は簡単。欲しいおかずをこれとこれと指差せば皿飯の上に乗っけて出してくれます。欲張りすぎると高くつくよ。


おすすめ さとうきびジュース

街で砂糖きびを脇に積んだ露店を見かけます。これがさとうきびのジュース屋です。さとうきびのしぼり汁って甘ったるいんじゃないかと思うでしょ。それがなんとまあ!さわやかなこと!驚きですよホントに。これ、おすすめです。機会があったらぜひお試あれ。


下痢に襲われて バナナで生きる

ホーチミンについて4日目から体調がくずれ下痢になってしまった。海外旅行に行くとたいてい5日くらいで下痢になることが多い。疲れがたまってきて体力が弱くなり免疫力が落ち雑菌に負けてしまうからだ。これは通過儀礼とも言える。こうなったら無理をせず、休んで栄養と水分を補給することが一番です。今回は2時間ごとにトイレに行くほどの重症で夜も眠れなかった。丸一日どこへも出かけず休んだ。水はあったが食欲はない、しかしなにか食べないとよくないので完全食バナナを買ってきて栄養を補給した。ほんとにつらい日々でした。こういう場合、安易に下痢止めを服用するのはよくないのです。下痢と言うのは急激な排泄であり、身体のの中の毒を出してしまおうとしているのです。だからとにかく出るものは出して、そのかわり上からどんどん水分とミネラルを補給するというのが正しいやり方です。薬は乳酸菌薬を多めに服用するといいです。


メコンデルタの町カントーへ

体調は戻らないがホーチミンを離れカントーに行くことにした。メコンデルタに行くのは街のカフェの主催のツアーもあるが、やっぱそれじゃ面白くない。自由に旅がしたい。ということで長距離バスで行くことにした。だけどやっぱりカントーのホテルが不安なので電話で予約をした。海外で電話で英語を使って話したのは初めてだが通じるもんだね、うれしかった。
  バスはぎゅうぎゅう詰めで5時間かかった。メコンの支流を2回フェリーで渡ってやっとついた。カントーは小さな街で歩いて廻っても小一時間で済む。大きな川(カントー川)の周りに街が並んでいる。川には大小のボーとがたくさん浮かんでいる。中国風の街並みがあるのが意外だった。ホーチミンの喧騒に辟易していたのでこの静かさは心地よかった。


偉大なメコン

メコンの水の色は泥水色をしている。川といえばきれいな水が流れている日本の感覚からすれば汚いというイメージだが、この色は栄養豊かな証拠だ。インドシナ半島の奥深くから流れて栄養分やミネラルをたっぷりとふくんで流れている。そのおかげで米は年に3回も収穫できる。収穫のたびに川の水を入れればまた土に栄養が行き渡るのだ。魚介類なども豊富にとれ、恵みは豊かなのだ。メコンの恵みは食生活だけではない、住の面でもたいへん役立っている。水上家屋というか川にせり出して立っている家がたくさんあり、それらは川を通路としてつながっている。つまり、川の方が玄関なのだ。究極のウオーターフロントというべきか。


観光ボート オウとハイ

カントー川にはたくさんの観光ボートが客引きしている。大きなモーター付きのボートもあれば、手漕ぎの小さなボートもある。やっぱ手漕ぎのボートがいいなと思っていたら、女の客引きがきた。最初断っていたのだがそれが田口ランディさんの本に出てくるオウとハイだとわかったのでさっそく乗ることにした。1時間2ドル。コースはまあおまかせになるがけっこう支流の細いところや、中州の農家に立ち寄ったり水上家屋の水路を通ったりしてくれてけっこういい体験ができる。いろいろと気遣いもしてくれてプロ根性もあるようだ。カントーに行ったらぜひ乗ってやってください。日本語を勉強していると言ってたけどうまくなったかな。


朝も早よからメコンクルーズ

丸一日30ドルでメコンクルーズのツアーが出ている。水上マーケットを見るにはこれで行かなければいけない。なんと朝5時集合、眠たいのなんの必死で起きて行ったらツアーといっても他には日本人の兄ちゃんが一人だけ、船頭のサンさんと3人のツアーでした。まだ暗いうちから出発してしばらくするとメコンの水平線から朝日が昇った。ありがたいめこんの夜明けでした。実際のところ最終目的地の水上マーケットは思ったほどではなっかた。しかし、行きと帰りに立ち寄った砂糖工場、精米所、手漕ぎボートの体験、果樹園など観光化されていないところがよかった。30ドルならまあいいんでないかい。


サンさんちでパーティー

メコンクルーズの帰り道、船頭サンさんがうちにおいでと誘うので2人してお邪魔することに。サンさんは、途中市場でアヒルや魚や野菜を買いこんで家に帰った。サンさんの家は、川のちいさな中州に建っていた。これがメコンの庶民の家か。裏には豚も飼っているし、自家製の焼酎まで造っている。犬が一匹飼われていて残飯はこの犬が全部引き受けている。鳥の骨なんかもばぐばぐ食ってるけど大丈夫なんか?「サンさんと奥さんが料理をしているうちに親戚や近所の人が集まってきた。ちょっとしたパーティーになっている。今夜のメニューはカインチューアというスープ(別名メコンまるごとスープというメコンの代表料理)とアヒルの煮込み、おかゆと白飯。それに自家製焼酎。料理はおいしかったが困ったのが焼酎を飲め飲めと言われたこと、こちとら酒がのめないから飲んだ振りをしてタオルにしみこませて乗りきった。最後はサンさんがボートを飲酒運転して送り届けてくれた。本当にまるまる一日でした。


戦争証跡博物館

帰国のためにホーチミンに帰って最終日、ベトナム戦争証跡博物館に行った。庭にいきなり戦車や砲台、戦闘機がおいてある。展示物や写真もけっこうショッキングなものが多い。これは言葉ではなかなか伝えられない。


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